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● かつて自殺大国だった、フィンランドから学ぶべきこと。

1998年から数えて9年連続で自殺者数が3万人を超える日本。
対策が急がれることは言うまでもないことですが―

このたび、横浜市立大精神医学教室自殺予防研究チームが行った調査によると、
自殺を図り、病院に運ばれて一命をとりとめた自殺未遂者のうち、4割以上に、
過去の自殺未遂歴があることが明らかになりました。

このことは、かつて自殺大国であったフィンランドの調査でも同様の結果が出ています。
すなわち、身体が回復し、退院したとしても、再び自殺を図る割合が高いことを示しています。
自殺対策のひとつの指針となるデータともなりそうです。

ちなみに、かつて自殺大国だったフィンランドの話題については、
以前の記事でも取り上げたことがあります

1990年の自殺率は10万人あたり30人でしたが、現在では18人にまで減少。
過去15年で、およそ40%の自殺率低下という結果を出しています。
まだまだ若い男性の自殺率は高く、課題が解消されたわけではありませんが、
確実に成果を上げてきています。

自殺率を低下させた主な原因として、以前、フィンランドの話題を取り上げたときには、
次の2つを記述しました。

(1)国民が関心を持ち、自殺「予備軍」の兆候に気づくようになった
(2)精神科医や心理カウンセラーら受け入れ体制が充実した

ただし、ここまで大幅に改善した理由は、専門家にも分からないようです。

パキシルなどを始めとする抗うつ剤の開発や、治療方法の進歩などが考えられているようですが、
やはり(1)にあるように、まずは「気づく」こと。そして(2)となる、自殺を図ることを未然に防ぐこと。
単純なことのようですが、このことが自殺率を低下させた主な原因なら、
フィンランドから学ぶことは多そうです。


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