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● 社長からのパワハラ(パワーハラスメント)でうつ病が慢性化。賠償命令。

先日、ある消費者金融の営業部長だった男性(45)が、その金融会社の社長にたばこの火を
押し付けられたり、ののしられてうつ病になったとして、慰謝料など6200万円の損害賠償を
求めた訴訟の判決がありました。

その判決の内容は、会社に対して670万円の支払いを命じる、というものでした。
裁判官は「頻繁に罵詈(ばり)雑言を弄(ろう)して部下をしっ責するのは相当でなく、
人格を傷つけ、うつ病の慢性化も招いた」などと判決理由を述べ、
パワーハラスメント(職場の上下関係を利用した嫌がらせ)を認めました。

慰謝料の内訳はといいますと、たばこの火押し付けのほか雑言や不当な質問によるしっ責などで
400万円、うつ病の“慢性化”で210万円という内容になっています。
ただし、うつ病の“発症”自体に関しては「慢性的な長時間勤務と職責、ミスが原因」という理由で
社長の行為との因果関係を認めませんでした。

パワーハラスメントに対する慰謝料とうつ病の慢性化に対する慰謝料を裁判所が認めた―、
ということですが、2つを別々に評価することで“発症”に関しては認めなかった、
という、なんとも微妙な判決となっています。

それにこの事案の場合、タバコの火を押し付けて3週間の火傷を負わせるなどしており、
刑事罰の対象となるような相当な行為を行っており、パワーハラスメントの枠さえ超えているような
点もあります(実際、社長は傷害容疑で書類送検されています)。

ここまでの行為を受けてなお、うつ病の発症については認定されなかったのですから
果たして当事案の弁護士が指摘するように「労働者は自分の思い通りにできると
勘違いしている経営者への警鐘」となるのかどうかは少し疑問が残りました。



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